料理が上手くなれば、毎日の夕飯作りも楽になるかな…?
料理が上手くなれば、段取りも良くなるし、美味しい料理が作れると自信にもなりますからね。
とは言え、料理教室に通う時間もないし、どうしたら料理が上手くなれますか?
家庭の料理が上手くなりたいという事であれば、そんなに難しく考えなくて大丈夫です。
お金を貰うわけではないし、SNSに投稿したいわけではないと思うので、まずは基本的な事を抑えていきましょう!
料理が上手くなりたい方必見!元料理人が教える7つのコツ
本記事の目次
1.簡単で美味しい料理を作る
2.人に褒めてもらうようにする
3.自分が食べたい料理を作る
4.新しい料理は余裕のある時に作る
5.初めはレシピ通り作る
6.決まる味付けのコツ
7.段取り力を上げるコツ
元料理人の時短レシピを運営しているnoriと申します。3人の子供の父親、家では夕飯担当です。
本記事では「料理が上手くなりたい方必見!元料理人が教える7つのコツ」というタイトルで「料理が上手くなりたい方」へ僕なりのアドバイスをまとめました。
僕は、もともと料理人として東京都内のお店で料理をしていました。
また、その経験を活かしてクックパッドやYouTube、このサイトなどで「夕飯作りのお役立ち情報」を発信、料理の悩み相談などを受けています。
自分の経験と相談者の方のリアルなお悩みなどをもとにアドバイスをさせていただきますので、ぜひご参考ください。
他にも、下記のようなアドバイス的な記事も書いていますので、続けてお読みいただければ幸いです。
1.簡単で美味しい料理を作る
まず「料理が上手くなりたい」という願望は大きく2つに分かれます。
ひとつは、料理を楽しみたいから。
料理教室に通って美味しい和食が作れるようになりたい。素敵なイタリアン、フレンチが作りたい。素材にこだわった手作りパンが焼けるようになりたい。
趣味として、楽しみとして料理が上手くなりたい場合です。
もう一つは、毎日の料理を楽にしたい、段取り良く家事をこなしたい、子どもに栄養バランスが取れた食事を食べさせたい。
この記事、このサイトはお役立ちサイトなので、こういった理由で今より料理が上手くなりたいと思う方向けに書いています。
前者は趣味なので時間を使って楽しみたい。
後者は限られた時間の中で効率よく作りたい。
「料理が上手くなりたい」のそもそもの出発点が違うことを理解しておきましょう。
前置きが長くなりましたが、初めはなるべく早く簡単で美味しいものを作ることをおすすめします。
味付けが複雑な料理、調理にスキルが必要な料理、時間をかけて作る料理は、失敗のリスクが大きいです。
失敗ばかりしていると、時間はかかるし、肝心の料理は上手くできないしで、嫌になってしまいます。
世の中には簡単だけど美味しく作れる料理がたくさんあります。
まずは、そういった料理からチャレンジしてはいかがでしょうか?
元料理人の時短レシピでは「万能たれレシピ」なるものを推しています。
こちらの記事に「万能たれレシピ」をまとめましたので、ぜひご参考ください。
2.人に褒めてもらうようにする
人は褒められるとうれしい生き物です。
褒められればやる気が出るし、貶されたり、無反応だとやる気はなくなります。
しかし、そう都合よく家族は褒めてくれません。
失敗のリスクがない簡単レシピを作ったり、万能たれレシピを活用して味付け安定させる事で、おいしい料理が作りやすくなります。
僕はクックパッドにも投稿していて、クックパッドには「つくれぽ」という機能があります(そのレシピの口コミみたいなものです)
そこには、
子供が美味しい!と喜んでます。
旦那がまた作ってとうるさいくらい好評です。
など、家族からの声も多数頂いています。
こんな風に褒めてもらえるとモチベーションが上がり、結果的に料理の腕も上がります。
簡単に作れる美味しい料理からチャレンジすることで、褒められやすくなります。
3.自分が食べたい料理を作る
料理に関するストレスNo.1は「夕飯の献立考えること」だと言います。
それくらい夕飯のメニューを決めることは苦痛だということです。
料理が上手くなりたいと思っていても、このストレスを毎日感じながらだと嫌になってしまいますよね。
たまには、自分の欲求に忠実になり、食べたいもの好きなものを作ってみるのとおすすめです。
今日はどうしても「鶏の唐揚げを食べたい!」
そう思えば料理すること自体もご褒美につながる行為になります。
食べたいものを美味しく作れた時の幸福感を味わいながら料理も上手くなりましょう!
4.新しい料理は余裕のある時に作る
料理が上手くなりたいからといって、忙しい時にチャレンジすれば失敗しやすいものです。そして失敗した後の、あの喪失感はたまったものではありませんね。
新しい料理に挑戦するときは、なるべく時間と心に余裕がある時にしましょう!
僕の相談者の方で「料理は好きだったし、楽しかったのに、出産してから、仕事をしてから嫌いになった」という方が少なくありません。
時間や体力、メンタル、さまざまな余裕があるかないかで料理が上手くなりたいという気持ちも空回りしやすくなります。
料理を上手くなるための努力のタイミングにご注意ください。
5.初めはレシピ通り作る
料理を作る上で、意外にやりがちなのが「レシピを見ないで自己流で作ってしまう」事です。
結果的に美味しければ良いのですが、まだ作りなれていない料理を適当にアレンジすると次に再現できないどころか、大抵不味くなります。
目分量で美味しく作れるのは、ある程度の感と経験が必要です。また、その日の体調によって味覚は変化します。
また今は簡単にスマホで膨大なレシピが検索できますが、僕のレシピを含め、全て美味しいとは限りません。
味付けには黄金比というものがあるくらいなので、慣れるまでは基本的にレシピの分量通りに作りましょう。
人気料理研究家のリュウジさんもツイッターで「頼むから、レシピ通りに作ってくれ!」といったツイートを何度もしています。
それくらい、自己流で作ってしまう人が多いということですね(笑)
6.決まる味付けのコツ
料理が上手くなりたいなら「味付け」が大切。
どれだけ丁寧に時間をかけたとしても、仕上げの味付けが失敗すれば全て台無しになってしまいます。
また、個人的な好みや地域性もあるので味付けは本当に難しいです。
僕がおすすめするのは、味付けのレパートリー、型を決めること。
例えば、僕が推している万能たれは味の黄金比に基づいたたれです。
醤油とみりん、酒を1:1:1の割合で混ぜたもの。
これを使えば照り焼き、炒め物、煮物、なんでも簡単に味が決まります。
また、お好みで+@の調味料を加えればレパートリーは無限です!
万能たれ+砂糖 万能たれ+味噌 万能たれ+オイスターソース 万能たれ+豆板醤
7.段取り力を上げるコツ
美味しい料理が作れるようになりたい。
しかし仕事や子育てをしながらだと時間も限られます。
料理に関する悩みで「献立を考えること」と同じくらい多いのが「時間がかかる事」です。
仕事や子育て、他の家事…その他やらなければいけない細かい事は無数にあります。
ですので、料理の段取り力アップも料理上手になるためには必要になります。
僕は元料理人で飲食店の凄まじい忙しさに慣れてきましたので、料理の段取り力には自信があります。
とは言え、飲食店と家庭では抑えるべき点も若干違いますので、おすすめのコツを3つ挙げます。
※簡単な料理を作る、レシピを確認しながら作らない、味付けを決めるなどこちらの記事に書いた内容はもちろんです。
キッチン周りを整理整頓する
料理人時代に散々言われたのが整理整頓。
人が口にするものを扱うので衛生面から当たり前なんですが、キッチンが乱雑だと段取りが悪くなります。必要な調味料、調理器具を用意するのに時間がかかったり、使った後の片付けも時間がかかります。
最低限の整理整頓と無駄な調味料、調理器具をなくす事をおすすめします。
調理する全ての食材、調味料を事前に用意する
キッチンをきれいにするとスペースが広く使えます。できる限り食材や調味料を調理台の上に用意しておきましょう。
野菜を炒めた後に醤油がなかった、これが1番最悪です!
特に調味料系のあるなし確認のためにも、調理の流れをスムーズにするためにも事前に用意しましょう。
洗い物をしながら、片付けをしながら料理する。
これは慣れない人には難しいかもしれませんが、意識する事で段取りが良くなります。
例えば、フライパンで炒めてお皿に盛り付けたらすぐに洗う。調味料を使い終わったら火にかけている間に元の場所に戻す、など。
これができないと、料理は完成したがシンク内が洗い物の山、キッチンが調味料だらけ、になってしまい洗い物をするにも気が滅入ります。
理想は、料理の提供と同時にキッチンがきれいになっている事です。
難しいですが、ちょっとだけでも意識すると流れが料理の仕込みから片付けまでスムーズになります。
さて、料理が上手くなりたい方必見!元料理人が教える7つのコツと題して記事を書きました。
いかがでしょうか?
まず大切なことは、楽しむために料理が上手くなりたいか?それとも負担を減らすために料理が上手くなりたいか?を意識することです。
僕のサイトを見ている方のほとんどは後者だと思いますが、ここを気づくのがスタートです。
ただ料理教室に行っても、毎日の夕飯作りは楽になりません、料理上手の完璧ママさんの真似をしてもツラくなるだけです。
毎日忙しいけど、家族が喜ぶ料理が作れるようになりたい!
子育ては大変なことばかりだけど、美味しいものを食べたい!
そんな前向きな気持ちをなんとか応援したい、力になりたいと思っております。
本記事を最後までお読みいただきありがとうございます。
少しでも毎日の夕飯作りが楽になれば幸いです。