夕飯のおかずを毎日考えるのに疲れました…。
どうしたらレパートリーが増やせますか?
料理のお悩み不動の No.1が夕飯の献立を決めることですからね。
みなさん毎日苦労されています。
料理のレパートリーが多ければ、毎日こんなに苦労しないのに…って思います。
では、簡単に料理のレパートリーを増やすコツをアドバイスさせていただきます!
本記事の目次
料理のレパートリーが増えないそもそもの原因
まず、これだけ料理の本やレシピサイ ト、アプリが溢れていて、スマホひとつあれば何十万というレシピが検索でき、動画だって見れるのに、なぜ、この悩みはなくならないのでしょう?
ちょっと理屈っぽいので読み飛ばしたい人は「簡単に楽して料理のレパートリーを増やすコツ」まで飛んでくださいね!
この「料理のレパートリーが増えない」という悩みは、ダイエットの「痩せない」という悩みと同じと言えます。
ほとんどの人は痩せようと思えばなんとかなるんです。食事制限をしっかりして、運動をすれば大抵の人は痩せます。
しかし、かれこれ何十年もダイエットブームで、さまざまなダイエット方法が考案され、流行り、廃れ、繰り返しています。ネットで検索すればさまざまな方法が簡単に見つかります。
簡単に言えば、多くの人が痩せない、もしくはリバウンドするということです。
実は、ここに料理のレパートリーという悩み解決の糸口があると私は考えています。
ダイエットも料理も同じで、痩せないから、同じような料理になってしまうからといって死ぬわけではありませんし、大きな苦痛を伴うわけではありません。
極論からいうとやらなくてもいいわけです。できれば痩せたい、できれば料理のレパートリーを増やしたいという願望レベルにとどまります。
人が行動する理由は「苦痛をさける」か「快楽を得る」しかないといいます。
これ以上太ると命の危険がありますよ、もっと料理ができないとお姑さんから嫌味ばかり言われますよ、という場合なら苦痛を避けたいので、なんとかしようと努力をします。
痩せれば好きな人と付き合えるかも、料理上手になったら好きな人と結婚できるかも。
こちらは快楽を得たいので努力をしますよね。
要は、そこまですることではないけれど、このプチストレスをなんとかしたい気持ちはあるということ。
すなわち、
できる限り時間をかけずに、簡単に、楽してレパートリーを増やしたい
ということです。
これだと嫌味に聞こえるかもしれませんので言い直します。
レパートリーを増やしたいけれど、そこまでかける時間がとれない、余裕がないということです。
前置きが長くなりましたが、毎日の料理に苦労されている人にとって必要なことは、楽に簡単にレパートリーを増やしたい、増やす方法を知りたいということです。
では、そんな簡単にできるレパートリーの増やし方をお伝えします。
実はあなたの料理のレパートリーは少なくない
私もよく相談受けるのでわかりますが、レパートリーが少ないから大変なのではなく、レパートリーが少なくて、献立を考えることが大変、面倒、または家族から不満が上がる、自分に自信がなくなる。こういったことが悩みの原因です。
しかし、まったく料理をしなかった人は別として、ある程度料理をしている人は単に思い出せないだけというケースがあります。
料理というのはある意味無限です。レシピサイトには、何十万というレシピが掲載されています。料理法、食材、味付け、組み合わせは無限です。
ある程度作っている料理はすぐ浮かぶけれど、あまり作らない料理は頭の奥にしまわれてなかなか引き出せないのです。私が思うに、普段料理をする人なら100位の料理は作ることができます。私自身、料理人時代に作った料理は1000種類以上あります。しかし、すぐにはほとんどの料理を思い出せません。
レパートリーを増やしたいという気持ちには2つあって、ひとつは先ほども挙げたように毎日の料理を楽にしたいからというもの。もうひとつは、もっと料理がうまくなりたい、勉強したい、いろいろ作ってみたいという気持ちからの場合です。
今回は、前者「毎日の料理、とくに夕飯作りを楽にするためにレパートリーを増やしたい方」についてお伝えしていきます。
簡単に楽して料理のレパートリーを増やすコツ
前置きが長くなり、すいません…。
ここからは、実践的な料理のレパートリーの増やし方を主菜・副菜・汁物の3つに分けてお伝えします。
それぞれ、一番楽なレパートリーの増やし方を解説します。
主菜のレパートリーの増やし方
ここでいう主菜とはズバリ、ご飯のおかずになるもの、肉・魚などを中心にした料理です。
ポイントはまず初めに、食材(肉なら豚・牛・鶏など)と調理法(焼く・炒める・揚げるなど)を組み合わせて大雑把に考えます。
この時点でレシピサイトを使うと便利です。検索で「豚バラ肉 炒める」といった具合に検索します。
検索
豚バラ肉 × 炒める
※こういった組み合わせで検索すると、大抵野菜との炒め物が出てきます。味付けは無視して、使いやすい食材に検討をつけましょう。
↓
検索
・豚バラ×炒める + 野菜(玉ねぎ・キャベツ・白菜・なすなど)
・玉ねぎメインなら → 生姜焼きのような料理
・キャベツメインなら → 回鍋肉やみそ炒めのような料理
といった具合に検討をつけて、再度「豚バラ肉 玉ねぎ 生姜焼き」といった具合に絞りこんで、あとは作れそうなレシピを参考にしたり、思い出すきっかけにします。
このような考え方でどんどん紙に書くかスマホにメモしてください。
または、検索するときに「鶏肉」と入れると、検索数の多い組み合わせが「鶏肉 照り焼き」「鶏肉 トマト」「鶏肉 大根」といった具合に出てきますので、それを参考にするのもおすすめです。
副菜のレパートリーの増やし方
副菜は食事の中で、野菜や海藻・きのこをとるための料理という位置付けになりますので、そこを意識しましょう。
考えるときは「野菜名 料理法(おひたし、サラダ、きんぴらなど)」と検索します。
例)ほうれん草
ほうれん草×おひたし ほうれん草×胡麻和え ほうれん草×ナムル など
副菜は、ほうれん草ならベーコンとのバターソテー、キャベツなら浅漬け、レンコンならきんぴらなどと、作るものを決めておくと楽です。
また、料理名にこだわる必要はありません、ほうれん草のバターソテーにしめじを入れたものとか、キャベツを浅漬け風にしてツナと加えたものとか、オリジナルでいいんです。
特にサラダは無限に組み合わせができます。その際にベースになる野菜を決めておいてそこからトッピングを変えていくイメージで作るとよいでしょう。
ポイント
・サラダベース → レタス・サニーレタス・大根・トマト・キャベツなど
・レタス×わかめ → わかめサラダ
・サニーレタス×ネギ → 韓国風サラダ
・大根×ツナ → ツナと大根のマヨサラダ
・トマト×ベーコン → ベーコンとトマトサラダ
・キャベツ×コーン → コールスロー
こういったベースを作って、お好みの食材を足していき、お好みの味付け(ドレッシング)にすれば簡単にレパートリーが増やせます。
汁物のレパートリーの増やし方
汁物も野菜や海藻など、栄養バランスをとるために適しています。
また、冷蔵庫の残りものを使い切るのにも一役買います。
汁物は、味噌汁・鶏がらスープ・コンソメなど種類によって組み合わせを考えましょう。
わかめ+油揚げ、玉ねぎ×じゃがいも、豆腐×なめこなど組み合わせればいくらでも作れます。
好きな味噌汁の具材ランキングなども参考にするとよいかもしれません。
また、鶏がらベース、コンソメベースに合うものを自分で選んで、主菜・副菜に合わせて選ぶとよいでしょう。
ちなみに好きな味噌汁の具の組み合わせランキングは次の通りです。
●好きな味噌汁の具の組み合わせランキング(みそ健康づくり委員会 調べ) 1位 豆腐・わかめ 2位 わかめ・じゃがいも 3位 豆腐・油揚げ 4位 豆腐・なめこ 5位 豆腐・長ネギ 6位 油揚げ・大根 7位 じゃがいも・玉ねぎ 8位 豆腐・長ネギ・油揚げ 9位 豆腐・長ネギ・わかめ 10位 油揚げ・長ネギ
豆腐や油揚げが人気ですね!野菜が少ないのも特徴です。あまり手間をかけたくないという気持ちも現れているのでしょう。こういったものも参考にして、家族が好きな具材の組み合わせ見つけてください。
レパートリーを増やしたいなら、新しいレシピを探すのではなく、まずは自分の中にしまいこんであるレシピを引っ張り出してみましょう。そして、メモをして整理することが重要です!
今すぐにレパートリーを3倍にする裏技
料理のレパートリーの増やし方、なんとなくわかりました!
今度、紙に書いて整理してみようと思います!
お役にたてば幸いです!
でも、ついつい忙しさにかまけて先延ばしにしちゃうのよね〜
そうですよね、その気持ちわかります!
そんな方には今すぐに料理のレパートリーが3倍に増える裏技を教えちゃいます!
えー!そんな裏技あるなら早く教えてくださいよ〜!
回りくどくて、ごめんなさい^^;;
レパートリーとして一番増やしたいのって主菜ですよね?
副菜や汁物はなくても、ご飯のおかずである主菜さえあれば、その日の夕飯はしのげます。
そこで、元料理人の時短レシピ一押しの万能たれがあれば、今日からあなたは無敵です!
万能たれで炒める、万能たれで煮る、いろいろ使い回しができるから「万能たれ」
しかも、作るのは超簡単。
「夕飯作りに革命」というキャッチフレースでクックパッドニュースに取り上げられたこともあります。
【夕食作りに革命】「万能だれ」1つでできる時短・簡単★肉おかずバリエ
この「万能たれレシピ」をまとめてご紹介した記事がありますので、これをみて作ってください。
この超簡単なレシピの中から好きなものを選んで作っているうちに、いやでもレパートリーは倍増します。
「夕飯作りを苦痛に感じる方」に向けて「夕飯作りを楽にする」ために作った料理レシピです。
ぜひ、普段の夕飯作りに取り入れてください。
レシピサイトや別の記事、YouTubeチャンネルもぜひご覧ください!