料理が苦痛に感じるのはどうして?キッチンうつを改善する3つの方法

2017-07-02

 

キッチンうつ 
 

「キッチンうつ」ってなに?

毎日の料理が苦痛だと感じる方は、結構多いですよね(もちろん、料理そのものが苦痛だという人もいますが)

中には、料理自体は、そんなに嫌いではないのに(嫌いではなかったのに)なぜか、最近苦痛に感じてしまう。

こんな方も多いんです。

例えば、

・夕方になり、夕飯の事を考えると憂鬱で仕方ない。

・何を作ればいいか、全く浮かばない。

・買い物にいっても、何を買うか決まらない。

・料理をしようと思っても、なかなか始められない。

・大したものを作っていないのに、時間ばかりかかってしまう。

このような症状は当てはまりませんか?

私は、キッチンうつ改善カウンセラーとして、多くの方の料理や夕飯作りに関する相談を受けてきました。

中には、

・キッチンに立つことが、つらいと感じてしまう。

・なぜだか、涙が溢れてくる。

・家族に申し訳なくて自分を責めてしまう。

・自分に自信がなくなって、すべてのやる気がなくなってしまう。

・毎日、時間に追われ、寝るまで休む暇もない。

こういった状況になっている方も少なくありません。「私って、うつ病なのかな・・・。」と本気で考え込んでしまう人もいます。

料理に関する苦痛って、困っている方が多い割には、その大変さを表す言葉がないんです。

例えば、「育児ノイローゼ」とか「マタニティーブルー」という言葉からは、育児の大変さ、妊婦さんの大変さが伝わってきますし、世間に認知されています。

でも、料理をする、家事をする大変さを表す言葉って、あまり聞きませんよね。

なので僕は、こういった毎日の料理を苦痛に感じてしまう状態を「キッチンうつ」と呼んでいます。
 

なぜ「キッチンうつ」になってしまうのか?

ではなぜ、料理をすることが、献立を考えることが、これほど苦痛になってしまうのでしょうか?相談者さんのケースも上げながら、原因を探ってみましょう。

原因その1 時間に追われることで心に余裕がなくなる
 

砂時計

 

仕事や家事、育児の両立は本当に大変です。多くの主婦の方が、この「両立」に苦労されていますよね。

仕事が終わり、急いでお迎えに行き、スーパーへ買い物。

家に帰っても、子供のお風呂に、夕飯作りに、洗濯物・・・などなど。

やるべきことが、目一杯ありますよね。当然、朝から寝るまで、時間に余裕なんてないでしょう。

こうなると、時間に追われ、時にはイライラしながら、料理をしてしまいがちです。

そして、せっかく作った料理を子供が食べてくれなかったり、旦那さんが時間通りに帰ってこなくて、また作る手間が増えたりすると、余計に疲れてしまいます。

こういった毎日が繰り返され、時間に追われ、心に余裕がなくなると、キッチンうつになってしまうことがあります。

時間や心に余裕がなくなれば、気分は沈みがちになり、なんとなくやる気がなくなったり、体がだるくなったりし、いろいろ悪い影響がでやすくなりますね。

原因その2 家族が原因でキッチンうつになる

やっぱりお母さんって、家族のためにいろいろ考えてしまうものですよね。

子供のためにも、できる限り栄養バランスの取れた食事を作りたい。

仕事を頑張ってくれている旦那さんに、少しでも喜んでもらいたい。

お義母さんにも認めてもらえるような料理を覚えたい、などなど。

家族のためにと、頑張るお母さん。実に素敵です。しかし、これは非常に危険です。
 

食卓を囲む家族

 

基本的に真面目な人、責任感が強い人、理想が高い人が「キッチンうつ」になりやすい気がします。

「〜しなければ」「〜でなければ」という思い込みが強く、理想と現実のギャップに苦しんで、最後は自分を責めてしまう。こんなタイプの方です。

「忙しくて、これくらいしか作れなくて子供がかわいそう。」

「◯◯ちゃんのママみたいにな綺麗な料理が作れたら夫も喜ぶだろうなぁ。」

「お義母さんに嫌味言われないように頑張らなきゃ。」

こう思いながら頑張るも、そううまくはいかない。そして家族からの言葉に敏感になっていく。

「また、このおかずなの?」

「◯◯さんがアップしてた夕飯美味しそうだな〜。」

「ちょっと味が濃いなんじゃないの?」

普段なら気にもならない言葉なのに、グサッと刺さる時があります。

普段から一緒にいる家族は、家事や料理、仕事、子育ての大変さあまり理解してくれません。逆に当たり前と思いやすいのです。

よく夫婦喧嘩でありませんか?

妻「私の苦労をちっとも理解してくれないじゃない!」

夫「俺だって、大変なんだよ!!」

夫「他の人は、もっとマメにやっているよ!!!」

こんな会話をしたことあるかもしれません。

もちろん日頃から感謝の言葉を伝えてくれて、労ってくれて、手伝いを進んでしてくれる家族をお持ちの方もいるでしょう。でも、多分まれです。

一番近い存在で、毎日一緒だからこそ、愛情があるからこそ、あなたを苦しめる可能性もあります。

そんな家族が原因で、料理が苦痛に感じ、キッチンうつになることもあります。
 

その3 レパートリーが少なく計画性もないので、余計に大変になる
 

キャベツをカット
 

仕事や子育てで忙しいと、献立を考える時間や、新しいレシピを覚える時間もありません。

主婦の方が感じる、料理に関するストレスの第1位は「献立を考えること」だといいますよね。これくらい、献立を考えることって、大変なんですよね。

当然、普段の生活の中では、目の前のやるべきこと、優先順位が高い方からこなしますよね。

例えば、レシピを覚えたり、ダイエットのためのウォーキングは、大切だけれど順位は低いはずです。

毎日、夕方になり「何を作ろうか?」と悩み、買い物をし、一から料理をする。

時間に追われながら、余裕もなく、とにかく今を頑張る。

こうして、ボディブローのように効いてきて「いつの間にかキッチンうつに」なんてことになります。

もちろん、環境は人それぞれ違いますので、この3つがすべてではありません。

また、他のことが原因でうつになり、そのせいで料理をすることが苦痛に感じるという方もいます。(その場合は、まずは、うつの専門機関に相談することをおすすめします。)

では、このような状況を解決するにはどうすれば良いのでしょうか?
 

キッチンうつを改善する3つの方法

 

整理整頓
 

その1 一度立ち止まって、頭の中を整理してみる

実は、これはかなり効果的です。

実際に、僕が相談者の方と、まずお話しするのがここです。

「整理する」とは一体どういうことかと言いますと、

◎何が苦痛なのかをできる限り細かく明確にする。

例)いつも夕飯作りに時間がかかり、片付けを終えると、子供を寝かせる時間。

疲れ果て、そのまま寝てしまう。本当は、自分の時間が欲しかったり、やるべきことを片付けなきゃいけないのに・・・。

◎料理に関して、一番時間がかかること、負担になることは何か?

例)時間に追われる中で、子供を抱え、スーパーに行き買い物をすること。

また、慌ただしい中で、野菜の皮をむいたり、切ったりする作業が手間がかかり、大変!

こういったように、自分に質問してみるんです。

その際には、必ず紙に書き出すことをおすすめします。

一度、立ち止まって頭の中を整理すると、もやもやが晴れてきて、やるべきことが明確になりスッキリしますよ!
 

その2 思い込みをなくして心を楽にしてみる

実は、自分だけのこだわり、思い込み、価値観って結構あります。

例えば、時短料理とかいうと、手抜きの感じがするとか、味付けはレシピ通りにしなければいけない、といったことです。

または、料理は基本、毎日しなければ夫に文句を言われるだろう、私は他の人に比べ料理が下手だ、といった思い込みもそうです。

世の中には、簡単で手間をかけずに作れる、とても美味しい料理がたくさんあります。

美味しい煮物が作れること、ケーキを焼けることが、必要なわけではありません。

簡単か手が込んでいるか、こういった基準ではなく、家族と自分が「ある程度」満足できて、無理なく作れるかが大切です。

旦那さんが嫌味をいうのは、毎日料理をしないからではないかもしれません。

「毎日やるのは本当に大変だから、週2日は手抜きをさせて!」こう相談すれば、「そうか、そんなに大変なんだね!」こういってくれるかもしれません。

とにかく、一度思い込みをなくして、できることから改善してみれば、苦痛からは脱出できるかもしれません。
 

その3 できることから計画性をもって料理をしてみる

毎日の料理の負担をなくすための方法はたくさんあります。

しかし、自分に合った方法でないと、余計に苦痛に感じることもありますのでご注意ください。

僕のクライアントさんでも、よくあったのが「作り置き」に関することです。
 

作り置き
 

比較的余裕がある土日に、「作り置き」をがんばっていました。

タッパーに小分けしたり、冷凍したり、やってみたそうです。

もちろん、平日が楽になったのですが・・・。

「朝・昼・夜のご飯作りに加え、作り置き・・・休みの日なのに、平日よりも大変!!」

こんなご意見もいただきました。

だから、自分に合ったやり方を見つけないと、余計に大変になることもあるんですね。

僕は、もともと料理人でしたので、主婦の方とは比較にならないくらいの数・量を作っていました。

でも、家で料理をしていて思いますが、基本は一緒、計画的に行っているかどうかです。

毎日、今日は何にしようと考えるのではなく、2日でも3日でもいいので、献立を考えたり、事前に野菜を切っておいたりすることです。

そのために計画することが大事なんですね。

他にも、夕飯作りを楽にする方法はあります。できることからチャレンジしてみてはいかがでしょか?

そして、キッチンうつから脱出するためにも、キッチンうつにならないためにも、以下のことに気をつけてみてください。

⒈毎日の料理は、結構大変なことなんだと再認識する。

⒉大変だと感じるのは、自分がダメだからではないと言い聞かせる。

⒊他の人と比べない。比べるなら、他の人も大変なんだよね、と思うくらいにする。

こういった気持ちの部分が、まずは大切です。

料理の手際がよくなったり、レパートリーを増やしたりなど、技術的なことは、だんだんと身につけていけばいいと思います。

まずは、気分的なところから直していく、考え方を見直していくことが、毎日の料理の苦痛から逃れる最短の道です。

料理が本当につらくて、うつ病のようになっている主婦の方も少なくありません。

無理をせず、できることから、ゆっくりを改善していきましょう!
 

夕飯作りを楽にするための第一歩

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