料理だけじゃない!家事も子育ても仕事もつらくなる負のスパイラル

2017-07-02

ポイント 毎日の料理がつらいと感じる原因はなに!?

料理だけじゃない!家事も子育ても仕事もつらくなる負のスパイラル

毎日の料理がつらいと感じる方は意外に多いんです。私は、夕飯作りの時短アドバイザーとして、そんな方々の相談を受けて、その解決方法を一緒に見つけていくプログラムを行っています。ひとそれぞれ悩みはいろいろ、献立を考えることがストレスという人もいれば、時間がなくて寝るまで休めないとう人もいます。悩みは様々ですが、大きく分けると次の3つに分かれます。実際に相談例をもとに原因を見ていきましょう。
 

疲れた女性

 

① 時間的要因
フルで仕事をしているEさんからこんな相談を受けました。

仕事が終わって家に帰ると戦争のような忙しさ。子供をお風呂に入れて、明日の準備をチェック。
夕飯作りに取り掛かっても、下の子が「ママ〜」ってキッチンまで入ってくるので、料理がはかどりません。

食べ終わった頃には夫が帰ってきて、また夕飯の支度、その後片付け、、、とにかく寝るまで座る暇もないくらいです。最近は、なんだかキッチンに立つとイライラして仕方がないんです。

確かに想像しただけで大変そうです。子供が小さいと料理だけに集中するのが難しいですよね。だから、余計に時間がかかって、それがストレスになっています。また、仕事も頑張り屋さんのEさんは、忙しいと自分の食事をないがしろにしがちでした。

朝から晩まで慌ただしく、自分のことは2の次3の次、仕方がないと思いながらも見えないストレスが着実にたまっている状態でした。

② 肉体的要因
「夕方になると憂鬱な気分になるんです。」こう話すのは、保育士として活躍する3児の母のYさん。

帰りも遅いので、自分の晩ご飯は9時過ぎに。疲れからか夕飯後、少し経つと眠気に勝てず寝てしまいまいます。朝は5時に起きてお弁当作りが日課。もう慣れてはいるのだけど、体がしんどい。お弁当作りが終わると次は朝ごはんの準備。でも、もう何をしていいかわからなくなるほど疲れはてています。

今日も自分だけは朝ごはんも満足に食べないで仕事に向かうそうで朝5時からのお弁当作りからスタートする1日はとてもハードで仕事柄、体も神経も使います。肉体的な疲労が原因で夕飯作りが嫌になっている状態でした。

③ 精神的要因
「今日は何を作ろう!?と毎日考えることは、仕事の何倍もストレスを感じます。」
こう話すのは会計士として活躍するRさん。「料理に苦手意識が強い私は、料理をすることがプレッシャーなんです。子供達や夫から『また、このおかず!?」って思われるんじゃないかと心配になるんです。」

Rさんはこういった精神的な面からの影響で、毎日の夕飯作りがつらいと感じている状態です。

このように、大抵この3つ、特に①と③が多いんです。時間がないから心に余裕がなくなり精神的に参ってしまう。または、精神的に参っているから時間がかかってしまうことが多いのです。
 

頭を抱える女性1

 

こういった状態を「料理に関する負のスパイラル」の状態と呼んでします。こうなると、仕事や家事、育児にも影響してしまい、自力で向け出すことが難しくなります。また、家族の理解がないとそれこそ離婚問題につながったり家族の崩壊の危機をつくってしまうこともあります。
 

ポイント なぜ?この負のスパイラルは生まれるのか?

まず先に挙げた3つの例を参考にしてみます。①時間要因のEさんの場合、時間に追われるせいで自分のことをないがしろにしてしまっています。子供のご飯を作って、食べている間に何かをする、ようやくそれが終わると旦那さんのご飯の準備、そして片付けなど。これらをしながらなので、余裕をもって食事をする暇がない、すなわち食生活が乱れているということです。

②肉体的要因のYさんの場合、1日がハードな上に睡眠の質が良くありませんでした。そのせいで疲れが取れず、疲労が蓄積されている状態でした。③精神的要因のRさんは夕飯作りが原因で軽い鬱状態になり、それが原因でやる気や集中力が低下、またストレスによりこちらも食生活や睡眠の質が低下していました。

これらの例からも分かる通り、心と体を支える基本は睡眠と食事です。もちろん、その他のことが原因の場合もあります。しかし、土台にある睡眠と食事がとても大切だと思います。

ちなみに睡眠とは高いマットレスで快適な睡眠時間を得ることではありません。体を休め、回復する睡眠をきちんととることです。夕飯が遅くなり、食べて2時間位の間に寝てしまえば食べ物が消化せず、寝ている間にも内臓は働き続けます。そのせいできちんとした睡眠が取れず、結果、疲れがとれず翌日を迎えることになります。

先日、私には娘が生まれました。しかし、出産と同時に妻がヘルニアになり入院生活を送る羽目に。もちろん僕が一人で料理、家事、子育てをした上で仕事をしなければなりません。新生児は3時間ごとにミルクをあげますので、連続して寝れたとしても2時間ちょいです。慣れないこともあって、当然ながら寝不足状態。頭はぼーっとするし、やる気はでない、夕方になると疲れがどっと出ます。

さらに、この状態が続くと軽いうつ状態になります。気持ちは落ち込むし、気持ちの踏ん張りが利かない、イライラしたり、感情的になることもしばしば。このように負のスパイラルの入り口は睡眠不足でもあります。
 

ポイント 負のスパイラルを加速させる原因はなにか?

料理だけじゃない!家事も子育ても仕事もつらくなる負のスパイラル

この負のスパイラルから向け出すためには、質の良い睡眠をとることと、もうひとつ、栄養バランスの取れた食事を心がけることです。しかし、ここでひとつ問題がでてきます。このスパイラルの入り口近くにはトラップが仕掛けてあるのです。
 

頭痛の女性の影

 

それは、体調不良になると「体に悪い食べ物」を欲しがるということです。

体調がすぐれないなら、本来はせめて栄養面で補わなければいけません。なのに、なぜか人って体の調子が悪い時こそ「悪い食べ物」を求めます。特にスナック菓子、アイスクリーム、ファーストフード、コンビニのホットスナック、カップラーメンなど。無性に食べたくなる時がありませんか??

これは、体調が悪い時に、悪いものを食べてさらに体調を悪くして体からドクターストップを出させるためなどと言われています。

当然、食生活が乱れるので、さらに体調不良、疲れ、だるさ、不安、集中力低下、イライラなど体と精神の面の乱れが生じます。食生活の乱れが慢性的になると、いつもだるい、鬱っぽい、何もかも嫌で仕方がなくなるなど、料理面で言えば「キッチンうつ」、子育てで言えば育児ノイローゼなど深刻な状態になります。

何が言いたいかというと、状況によって寝不足は仕方がないことです。でも、この寝不足は負のスパイラルの入り口なんだということを知っておくことが大事です。そして、負のスパイラルの入り口には「体に悪い食べ物を欲しがってしまう」トラップが仕掛けてあると知ること。

まずは、この負のスパイラルに入らないため、またはすぐに抜け出すために意識することが、「睡眠をとること」であり、深みにはまらないようにするには「きちんとした食事をとること」なんですね。睡眠は体と心を回復させる最も効率の良い行動です。また、食事は体だけでなくメンタルを良い状態に維持する役目があるのです。

この負のスパイラルは、富士の樹海と同じです。樹海に入ると方位磁石も効かなくてすぐに迷ってしまいます。そのことは有名な話ですし、注意を促す看板なども立っています。
でも、もし何も知らず、ただの森だと思って入ってしまうと深みにはまり、大変なことになります。

まずは睡眠をしっかりとり、樹海に入らないようにする。
もし入ってしまったらすぐに戻るようにすることが大切ですね。
 

ポイント 気づいたら深みにはまっていた!?負のスパイラルから脱出する方法は?

料理だけじゃない!家事も子育ても仕事もつらくなる負のスパイラル

つらいこと忙しいことって重なります。嫌なこと、落ち込むことも重なります。そうすると、気づいた時には負のスパイラルの奥に入ってしまい出口がわからなくなってしまうことがあります。この状態になると本人はもちろん、周りの人も大変です。

なんだか体がだるい、でも家に帰ったらやらなければいけないことがたくさん。「あ〜今すぐ横になりたい。」こんな願望すらもかなわず、頑張る毎日。

「なんでこんなに私ばかりつらい思いするの!!」
「誰も悪くないのはわかるけど、イライラが止まらない!」

こんな感情をうちに秘めながらも「なんか私ってダメな母親(妻)」と自分を責めてしまう。
これではダメだとわかっていてもどうしようもない。これが深みにはまった時の一例です。
では、この深みから脱出するにはどうすればよいのか。

それは、心の守備力を上げる意識をもつということです。心の守備力がきちんとしていると、嫌なことつらいこと、面倒なことに対してそこまでダメージをうけません。逆に心の守備力が低いと、ちょっとした一言が原因で大げんかになったり、涙が止まらなくなったりします。寝不足や体調不良で心の守備力が下がっていると、些細なことでもぐさっと刺さってしまいダメージをうけてしまうんです。

体と同じで、免疫力が下がっていると風邪をひきやすかったり、重篤な病気になりやすいのと一緒です。心の守備力を高くキープしておくことが大事です。

そのために必要なことが、睡眠と食生活の健全化です。健全化っていうと大変そうですがそんなに難しく考えなくて大丈夫です。当たり前に毎日行うことをちょっとだけ注意して工夫するんです。または、少しの時間を捻出し良い習慣を作り上げるだけです。
 

トマト卵サラダ

 

まずは、睡眠をしっかりとること、人にもよりますが、足りなくても寝すぎてもダメですね。食生活もある程度の栄養バランスをとる、食べ方や量に気をつける。このバランスが基本です。

こういった基本を前提とした上で、プラスαのこと(運動や食べ方など)を実践していくとよいでしょう。個人的におすすめの行動は次の3つです。これができた日は、体と心の調子がすごくよくなり、生き生きと1日を過ごせます。

① 朝のジョギンング
だいたい20分〜30分くらい。ウォーキングでも可、時間がない時はラジオ体操やストレッチがおすすめ。毎日ではなくてOK!睡眠をしっかり取れた朝(食事前、空腹時)に行う。朝日に含まれるセロトニンをたくさん浴びれるので、日の出後がベター。

② 炭水化物少なめ、野菜・タンパク質多めの朝・夜ご飯
朝のおすすめは納豆卵、野菜たっぷりの味噌汁です。時間がなくてもささっと食べれます。もちろん、味噌汁は前日の残りかリメイクで時短。夜はなるべく時短を心がけ1汁2菜を基本とした時短メニューで栄養摂取。睡眠2時間前には食べ終わるようにします(睡眠前に食べると内臓が休まらないため、寝てもいまいち疲れがとれません)

③ 食べ方の工夫
食べ方に注意し血糖値のコントロールをすると、やる気や集中力が持続します。基本は野菜から、次にタンパク質(肉・魚・卵など)、最後に炭水化物(ご飯・パン・麺など)を食べます。また、食事の時間が空く場合途中で、小魚・ナッツやチーズなどを補食し血糖値のコントロールをします。

補助で、ビタミン・ミネラル系のサプリを飲んでますが、それほど食事に気を使っているわけではありません。睡眠をしっかりとり、朝日をあびて、軽く体を動かして、きちんとした食事を取れた時の1日の気持ち良さったらないですよ。

  • まず、いろんなアイデアがとめどなく浮かんできます。
  • 朝から心が晴れ晴れするので今日1日が楽しみになります。
  • 仕事で嫌なことが待ち構えてるとわかっても、そこまで憂鬱になりません。
  • お昼後の眠気も抑えられます。
  • 体に良い食べ物を求めるので、自然と栄養バランスの取れた献立になります。

他にも、飲酒欲求を上手にコントロールでき、体調も万全に近い状態がキープできます。

これらを実践するためにも、平日忙しい時の「料理の時短」は必須になります。もちろん、時間に余裕があったり料理が得意ならそこまで時短にこだわる必要はありません。しかし、ほとんどの人には食事を時短できちんと作れることは想像している以上に効果があります。それは人生を変えるといっても過言ではありません。

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